「伸びる国に投資する」って、結局なにを見ればいいの?
富裕層が見てるのは“利回り”より先に、この4つです👇
- 人が増える/若い(消費と労働力が増える)
- 都市化が進む(住宅・インフラ・物流が伸びる)
- 国が本気でインフラに金を入れる(伸びる土台ができる)
- 外から資金が入る構造がある(製造移転・デジタル・資源など)
この条件を満たしやすい「最有力枠」を、超わかりやすく“投資テーマ付き”で4か国に絞ります。もちろん超発展途上の🇵🇭フィリピンも入れます。
目次
結論:今の最有力はこの4か国
- 🇵🇭フィリピン:若い人口×インフラ×内需拡大
- 🇻🇳ベトナム:製造業の受け皿×インフラ投資
- 🇮🇳インド:巨大内需×高成長×デジタル化
- 🇮🇩インドネシア:資源×人口×EVサプライチェーン
1)🇵🇭フィリピン:いま一番“伸び代の塊”っぽい国
フィリピンは一言でいうと「これから整っていく国」。
整っていく途中って、投資の目線だと“伸びる余地がデカい”ってことです。
なぜ発展必須なの?
- 人口が大きく、若い層が厚い(消費と労働力が伸びる土台)
- 政府がインフラを本気で進める前提で動いている(フラッグシップ案件が約9兆ペソ規模と公的資料で説明)
- IMFの見立てでも2025年の成長率は5%台(極端に失速してない)
どこにお金が集まりやすい?投資テーマ5つ
- インフラ:道路・空港・港・電力・水(国の“整備フェーズ”ど真ん中)
- 生活必需&内需:人口の厚み=内需の底堅さ
- デジタル/フィンテック:銀行口座を飛ばして“スマホ金融”が伸びやすい
- 不動産/REIT:都市化+人口増の王道(ただし場所選びが全て)
- 教育・医療:中間層の拡大が来るとここが強い
ここは注意(フィリピン投資の落とし穴)
- 為替(ペソ)の上下で、資産評価がブレる
- ルール・許認可・パートナー選びで難易度が急に上がる
- 伸びる分、ボラティリティもある(短期で見ない方が勝ちやすい)
2)🇻🇳ベトナム:製造業の“受け皿”で伸びる国
ベトナムは「世界の工場が分散していく流れ」の恩恵を受けやすい国。
工場が増える→雇用が増える→所得が増える→内需が育つ。これが強い。
今後の伸びの根拠
- 世界銀行は成長率見通しとして、2025年5.8%→2026年6.1%を示している
- さらにインフラ投資を大きく進める動きも報じられている
投資テーマ(ベトナムで“当たりやすい方向”)
- 工業団地・物流:工場が増えると、まずここが必要になる
- 港・道路・鉄道:輸出入が増えると“詰まり解消”に金が向かう
- 電力・送電:製造業が伸びると電力が足りなくなる→投資が乗りやすい
- 中間層向け消費:所得が上がると一気に伸びる
注意点
- 外国人投資の規制・枠・情報開示は、日本より“癖”がある
- 短期で儲けようとすると難しい(長期・分散が基本)
3)🇮🇳インド:でかい・伸びる・内需が強い(ただし熱い)
インドは「人口規模×成長率」で説得力がある国。
しかも強みが“国内の需要”なので、外需が荒れても粘りやすい時がある。
伸びの根拠(公的見立て)
- IMFの国別データでは、2025年の実質GDP成長率見通しは6.6%
- IMFの対インド評価でも、景気・金融・企業部門が底堅い旨の記述がある
投資テーマ(インドはここが強い)
- 国内消費:中間層が厚くなると、生活関連が強い
- 金融:経済が伸びる国は金融が伸びやすい(ただし銘柄選別は必須)
- デジタル:決済・ID・プラットフォーム系が伸びやすい
- インフラ:道路・空港・電力など、国が整備に走ると波が出る
注意点
- 人気が集まりやすい=割高になりやすい(参入タイミングが重要)
- 州ごとのルール差、手続きの癖は覚悟
4)🇮🇩インドネシア:資源と人口の“二枚看板”+EVの上流
インドネシアは「人口の大きい新興国」なのに、資源国でもあるのが強い。
さらにEV(電池)で重要なニッケルが大きなテーマになりやすい。
伸びの根拠
- IMFの国別データでは2025年の成長率見通しは4.9%
- ニッケル産出でインドネシアの比重が大きい(世界生産の約60%規模という分析)
投資テーマ(インドネシアはここ)
- EVサプライチェーン:ニッケル→精錬→材料→電池の“川上〜川中”
- 内需:人口が大きい国は、基本的に内需が強い
- デジタル:EC・配車・フィンテックなどが伸びやすい
注意点(資産防衛目線で超大事)
- 政策の一手でルールが変わることがある
例として、資源輸出の外貨収益を国内に一定期間置く規制強化が報じられている(為替・資金移動のルールは要チェック)
4か国比較(ここだけ見れば投資の方向が決まる)
| 国 | 発展ドライバー | 強い投資テーマ | リスクの癖 |
|---|---|---|---|
| 🇵🇭フィリピン | 若い人口×インフラ整備 | インフラ・内需・デジタル | 為替/制度運用/パートナー選び |
| 🇻🇳ベトナム | 製造移転×インフラ | 工業団地・物流・電力・内需 | 市場アクセス/開示の癖 |
| 🇮🇳インド | 巨大内需×高成長 | 消費・金融・デジタル・インフラ | 人気=割高/州ごとの差 |
| 🇮🇩インドネシア | 資源×人口×EV上流 | ニッケル/EV・内需・デジタル | 政策変更/資金移動ルール |
富裕層がやってる“海外投資の勝ち方”は超シンプル
最後にここだけ。投資先が良くても、やり方を間違えると事故ります。
①国を当てるより「テーマを当てる」
国に惚れると負けやすい。
当てるのはテーマです(インフラ、内需、製造移転、EV上流、デジタル)。
②入口は3つに分ける(安全)
- 上場(株・ETF・投信):小さく分散しやすい
- 実物(不動産・事業):伸びればデカいが難易度高め
- ハイブリッド(REIT・インフラファンド等):中間
③防衛ルールは先に決める
- 通貨分散(1通貨に寄せない)
- 国分散(1国に寄せない)
- 時間分散(一括で入らない)
- 出口(売る条件)を先に決める
