通貨ペアとレートの仕組みを徹底解説|ベース通貨・クオート通貨・pipsとは?
FXを始めると、必ず出てくる言葉が
- 通貨ペア(USD/JPY、EUR/USD など)
- ベース通貨・クオート通貨
- pips(ピップス)
といった用語です。
ここがフワッとしたままだと、
- そもそも「何をいくらで売買しているのか」が分からない
- 損益の計算ができない
- チャートの数字を見てもピンとこない
という状態から抜け出せません。
この記事では、
- 通貨ペア(USD/JPY, EUR/USDなど)の見方
- ベース通貨・クオート通貨の意味
- pips(ピップス)とは何か
この3つを、FX初心者向けにわかりやすく解説します。
1.通貨ペア(USD/JPY, EUR/USD など)の見方
FXでは、「通貨」を2つセットで売買します。
このセットのことを通貨ペア(currency pair)と呼びます。
例えば:
- USD/JPY(ドル円)
- EUR/USD(ユーロドル)
- GBP/JPY(ポンド円)
などが代表的な通貨ペアです。
1-1.「左側/右側」の並びには意味がある
通貨ペアは必ず、
左側の通貨 / 右側の通貨
という形で表記されます。
例:
USD/JPY = 米ドル / 日本円
この並びは完全にランダムではなく、
「基準になる通貨」と「それをいくらで評価するか」の関係になっています。
これが次の「ベース通貨・クオート通貨」の話につながります。
2.ベース通貨とクオート通貨とは?
通貨ペアの2つの通貨には、それぞれ役割があります。
- 左側:ベース通貨(基軸となる通貨)
- 右側:クオート通貨(価格を示す通貨)
と言います。
2-1.ベース通貨(base currency)
通貨ペアの左側に書かれている通貨が「ベース通貨」です。
例:
USD/JPY の場合 → ベース通貨は USD(米ドル)
EUR/USD の場合 → ベース通貨は EUR(ユーロ)
「1ベース通貨が、クオート通貨でいくらか?」
を表すための“基準となる通貨”だと考えてください。
2-2.クオート通貨(quote currency)
通貨ペアの右側に書かれている通貨が「クオート通貨」です。
例:
USD/JPY の場合 → クオート通貨は JPY(日本円)
EUR/USD の場合 → クオート通貨は USD(米ドル)
ベース通貨1単位の価値を、クオート通貨で「いくら」と表すか
という“物差し”の役割を持ちます。
2-3.レート表示の意味を具体例で見てみよう
例1:USD/JPY = 150.00 の場合
- ベース通貨:USD(米ドル)
- クオート通貨:JPY(日本円)
- レート:150.00
この「USD/JPY = 150.00」が意味するのは、
1ドル = 150円
ということです。
つまり、
- 1USD を買うには、150JPY が必要
- 逆に、1USD を売ると、150JPY を受け取る
というイメージです。
例2:EUR/USD = 1.0800 の場合
- ベース通貨:EUR(ユーロ)
- クオート通貨:USD(米ドル)
- レート:1.0800
このレートは、
1ユーロ = 1.08ドル
という意味です。
3.pips(ピップス)とは何か?
FXの世界では、値動きの大きさをpips(ピップス)という単位で表します。
pips(ピップス)=為替レートの最小単位(または、その近い単位)
だとイメージしてください。
3-1.pipsの基本的な考え方
通貨ペアごとに、一般的な「1pips」の単位が少し違いますが、
よく使われる基準は次の通りです。
- USD/JPYなど「円」が絡むペア:
→ 小数点第2位が 1pips
例)150.00 → 150.01 に動けば「1pips上昇」 - EUR/USDやGBP/USDなど:
→ 小数点第4位が 1pips
例)1.0800 → 1.0801 に動けば「1pips上昇」
※実際の取引画面では、さらにその下の桁(小数第3位・第5位)まで表示される「ポイント」表記の場合もありますが、基本的な感覚としては上記のイメージでOKです。
3-2.「何pips動いたか」で損益を考える
FXトレーダーは、損益を
- 「いくら勝った/負けた」ではなく
- 「何pips取れた/何pipsやられた」
という単位で考えることが多いです。
例:USD/JPYでのpipsのイメージ
- エントリー:150.00 で買い
- 決済:150.50 で売り
この場合、
150.00 → 150.50 なので、+50pips
と表現します。
自分のロット(取引数量)が分かっていれば、
- 「1pips動くと、いくら損益が出るか」
- 「50pips勝てば、いくらになるか」
も計算できるようになります。
3-3.pipsを使うメリット
pipsという単位を使うと、
- 通貨ペアが違っても「損益の感覚」を統一できる
- 日々のトレード記録で、成績を比較しやすくなる
- 「この手法は平均して◯pips狙える」という評価がしやすくなる
など、トレードの軸をブレずに管理しやすくなるというメリットがあります。
まとめ:通貨ペアとレート・pipsはFXの“言語”
この記事では、
- 通貨ペア(USD/JPY, EUR/USDなど)の見方
- ベース通貨・クオート通貨の関係
- pips(ピップス)とは何か
を解説しました。
この3つは、
FXにおける 「言葉・単位・物差し」 にあたる基礎部分です。
ここが理解できていると、
- チャートに表示されたレートの意味
- ニュースの「ドル円が◯円動いた」という表現
- 自分のトレードの損益やリスクリワード
が、すべて同じ“言語”の中でスッキリ整理できるようになります。
「なんとなくチャートを見ているだけ」の段階から一歩抜けて、
「何をいくらで売買しているのか」が自分の言葉で説明できる状態 を目指していきましょう。
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