FXの「買い」と「売り」とは?ロング・ショートと株との違いをわかりやすく解説

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FXの「買い」と「売り」とは?ロング・ショートと株との違いをわかりやすく解説

FXでは当たり前のように出てくる

  • 「買い(ロング)」
  • 「売り(ショート)」

という言葉。

なんとなく「上がりそうなら買い、下がりそうなら売り」とイメージしていても、

  • 実際にどうやって利益と損失が出るのか
  • 株式投資とどこが違うのか
  • 下落相場でも本当に利益を狙えるのか

といった部分までイメージできている人は意外と少ないです。

この記事では、

  1. ロング(買い)とは何か
  2. ショート(売り)とは何か
  3. 株との違い(下げ相場でも利益を狙える理由)

を、FX初心者にもわかりやすいように解説します。


1.ロング(買い):上昇相場で利益を狙う基本形

まずは「ロング(long)」から。
FXでロングと言ったら、「その通貨ペアを買って保有すること」 を意味します。

1-1.ロング(買い)で利益が出るイメージ

例:USD/JPY(ドル円)で考えてみます。

  • 150.00円で「買い(ロング)」でエントリー
  • 151.00円まで上昇したところで決済(売り)

この場合、

150.00→151.00(+1.00円=+100pips)

となり、為替レートが上がった分だけ利益が出ます。

逆に、

  • 150.00円でロング
  • 149.50円で決済

となれば、

150.00 → 149.50(−0.50円=−50pips)

となり、その分の損失になります。

1-2.ロングが使いやすい場面

ロング(買い)は、

  • 上昇トレンドが続いている場面
  • サポートラインや移動平均線で「反発しそう」と判断できる場面

など、「これから上がりそう」と考えるときに使うのが基本です。

シンプルに言えば、
「安く買って、高く売る」 のがロング戦略です。


2.ショート(売り):下落相場で利益を狙う

次に、「ショート(short)」です。
FXでショートと言ったら、「その通貨ペアを売りから入ること」 を意味します。

2-1.ショート(売り)で利益が出るイメージ

またUSD/JPYを例にします。

  • 150.00円で「売り(ショート)」でエントリー
  • 149.00円まで下落したところで決済(買い戻し)

この場合、

150.00 → 149.00(−1.00円)

レートは下がっていますが、「高く売って、安く買い戻した」ことになるので、
−1.00円=+100pips分の利益になります。

逆に、

  • 150.00円でショート
  • 151.00円で決済(買い戻し)

となると、

150.00 → 151.00(+1.00円)

となり、上昇した分がそのまま損失になります。

2-2.ショートのイメージ:先に売って、あとから買い戻す

ショートは、

「その通貨を持っていない状態から、 先に売りで入って、あとから買い戻す」

というイメージです。

実務的には、FX会社を通じてポジションを保有する形になるので、
「株の信用売り」のように難しく考えすぎる必要はありません。

「これから安くなりそうだ」 と判断したときに、ショート(売り)で入る と覚えればOKです。


3.FXと株の違い:下げ相場でも利益を狙える

FXと株の大きな違いのひとつが、

「下げ相場(価格が下がる場面)でも積極的に利益を狙える」

という点です。

3-1.株式投資の場合

一般的な現物株投資は、

  • 安いときに株を「買う」
  • 高くなったら「売る」

という流れが基本です。

もちろん信用取引を使えば「空売り」も可能ですが、

  • 証券会社ごとの条件
  • 信用口座の開設
  • 金利や貸株料

など、初心者には少しハードルが高く感じられる部分もあります。

そのため、

「株は基本的に、上がらないと利益が出ない」

というイメージを持つ人が多いです。

3-2.FXの場合:上げ相場も下げ相場もチャンスになる

一方、FXでは

  • 上がりそう → ロング(買い)でエントリー
  • 下がりそう → ショート(売り)でエントリー

という形で、上昇・下落のどちらの方向でも利益を狙う発想が一般的です。

極端に言えば、

  • 株:上昇相場が続かないと、なかなか儲けにくい
  • FX:上昇・下落どちらでも「値動き」さえあればチャンスがある

という違いがあります。

もちろん、どちらもリスクはありますが、

「上げしか狙えない」のではなく 「上げも下げも、どちらの方向も狙える」のがFX

という感覚を持てると、相場を見る視野が広がります。


4.ロングとショート、どちらを選べばいい?

では実戦で、

「ロングとショート、どちらを選べばいいのか?」

という話です。

4-1.基本は「トレンドの方向に乗る」

多くのトレーダーが意識しているのは、

「いまの相場が、上方向に強いのか、下方向に強いのか」

という点です。

  • 上昇トレンドがはっきりしている → 押し目でロング
  • 下落トレンドがはっきりしている → 戻りでショート

というように、
そのときの“流れ”に合わせてロングとショートを使い分けるのが基本です。

4-2.決める順番を間違えない

大事なのは、

  1. まず「相場の方向性」を見る(上か下か、レンジか)
  2. 次に「どの位置で入るか」を決める
  3. その結果として、「ロングかショートか」が決まる

という順番です。

「なんとなくロングしたい/ショートしたい」 ではなく、
「チャートがこうだからロング/ショート」という理由を持つこと が重要です。


まとめ:ロング・ショートを使い分けて、相場を「両方向」から見る

この記事では、

  • ロング(買い):上昇相場で利益を狙う基本形
  • ショート(売り):下落相場で利益を狙う方法
  • 株との違い:FXは下げ相場でも利益を狙える二方向市場

というポイントを解説しました。

FXでは、

「上がるか下がるか」ではなく、 「どちらの方向に“強い流れ”が出ているか」を見て、 ロングとショートを使い分ける

という発想が重要です。

この感覚が身についてくると、
チャートの見え方や相場観も、少しずつ変わってきます。


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